御霊の実は、愛、喜び、平安…[ガラテヤ5:22]
御霊—これはキリスト者の証人を表しています—の実について考えると、すぐにわかることですが、これらはみな、無私の行為にほかなりません。愛とは何でしょう?愛は自己のことを考えずに他者を愛することです。喜びとは何でしょう?それは自分ではなく、神を見つめることです。寛容とは、自分自身の苦難をいとわないことです。平安とは自分の損失を問題にしないことです。親切とは、自分のもつ権利を気にかけないことです。善意とは、自分の利益を忘れることです。自制とは自己をコントロールすることです。誠実とは自我を抑えることです。クリスチャンの美徳と言われるものをすべてを調べてみると、すぐに分かるでしょう。自我から離れ去る、または、自己をいつも忘れ去ることがなければ、信者はなにひとつ美徳も持つことはできません。御霊の実は、たったひとつの原則で決まります。それは、完全に自己を亡くすことです。
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