あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである[ローマ8:15]
誰かが主を受け入れたとき、私たちは、その人がただ救われたと言うだけでなく、『作り変えられた』と言います。これは、その人が神によって新しく生まれたことを意味します。神から新しい命を受けたのです。神の命を持つことで、その人は、後ろ向きな言い方をすれば、罪を知ったと言えます。しかし、それだけではなく、前向きに言えば、同時に、神を知ったのです。なぜなら、私たちが受けたのは『奴隷の霊』ではなく、『子供であること』の霊だからです。私たちは、自然に神はきわめて親しみやすい方であること、主に対して、『アバ、父よ』と呼びかけることを非常に甘美なことと感じます。『御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。(ローマ8:16)』。このため、神を父として知るのは、この命の内なる意識なのです。
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