2015年12月2日水曜日

12月2日

イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」[マタイ16:15-16]

教会とは何かといえば、キリストが地上に残する声です。神は地上に教会を置き、これによってキリストを宣言し、告白しました。『主には力があり支配されることを私は信じる。主に栄光があることを信じる』、ペテロにとって、心の中でこう言っただけで終わるのは絶対に認められないことだったでしょう。ペテロには、『主よ、心の中であなたを信じています』という言葉は十分ではなかったでしょう。主が尋ねられた質問は、『あなたがたは、わたしをだれだと言いますか』でした。ここで言う、『あなたがた』とは使途たちのことです。彼らに求められたことはただひとつ、声に出して叫ぶことでした。私たちは心の中で信じるだけで十分、一人で祈るほうがよい、と考えてしまうことがあります。しかし、ハデスの門も決して教会には打ち勝てないことを知れば、ナザレのイエスが誰なのかを宣言することが、どれだけ命と力と権威に満ちているか、理解することができるはずです。

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