2015年12月12日土曜日

12月12日

信仰によって、ヤコブは死ぬとき、ヨセフの子どもたちをひとりひとり祝福し、また自分の杖のかしらに寄りかかって礼拝しました[ヘブル11:21]

神はヤコブの杖のことを自らの言葉で語っておられます。家から出て行ったときも、家に帰ってきたときも、エジプトに向かった時も、その人生を通して、ヤコブはいつも杖を持っていました。これは、ヤコブが人生全体を巡礼者として生きたことを示しています。だからこそ、神は喜んだのです。

これからは、私たちも巡礼者としての人生を送ることになります。世の暮らしに戻ることはないのです。あなたの手には杖がありますか?エジプトに残るか、それとも、荒れ野を旅して約束の地、カナンに達するか、あなたはどちらだと思いますか?あなたが住む世界は、単なる通路に過ぎず、死んだ後は墓石しか残らないのです。通路と墓石、この二つの他には、あなたはこの世と何のかかわりもないのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿