2015年9月4日金曜日

9月4日

祈るとき、異邦人のように同じことばを、ただくり返してはいけません。彼らはことば数が多ければ聞かれると思っているのです[マタイ6:7]

『くり返す』とは、多くの意味のない言葉を使って、祈りを長引かせることを指します。決して祈りの中で同じ言葉を使うなと言っているのではありません。主イエスでさえ、同じ言葉で3回祈られたのです。心の中に重荷を抱えている時、主は祈りの中で、同じ言葉を何度も口にされていることが分かります。祈り方をもっとよく知っているものほど、祈りにおいても創意を持っています。

私たち、今日の信者の間に残念な傾向が見られます。私たちには長い祈りをすることが多く、多くの言葉で祈りを長引かせ、たくさん話すほど聞いてもらえると考えています。しかし、聖書に記されている祈りは、もっとも率直で簡潔なものです。マタイ8:25の『主よ。助けてください』がその例です。極めて短いお祈こそりが、はっきりと受け止めてもらえることがよくあるのです。苦しい時、罪を犯す人を見ているとき、助けが必要なとき、短い祈りがもっとも効き目があります。

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