そこで、神は約束の相続者たちに、ご計画の変わらないことをさらにはっきり示そうと思い、誓いをもって保証されたのです[ヘブル6:17]
聖書は、神の契約とは神の約束であることを教えてくれます。ただし、神の約束とは神が言われることであり、これに対し、神の契約とはそこに宣誓による誓約が入ります。約束が神との結びつきであれば、契約はより強固な結びつきと言えます。
神の恵みを深く学び、神をよく知ったものにとって、神の約束と神の契約は大きく違うものではありません。そのような人は、神が義であるように、神が真実な方であることを知っているからです。そのような人は、神が約束されたことなら、必ず成されることを信じています。神の約束は、契約書に書き留める必要などないのです。彼らは神の約束を、神の契約と同じく有効なものと見なしています。しかし、信仰の弱い者にとって、神の契約は、神の約束とは極めて異なるものです。契約によって、約束の履行が保証されると考えるからです。
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