2015年7月27日月曜日

7月27日

女たちは、笑いながら、くり返してこう歌った。「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」[1サムエル18:7]

ダビデはゴリアテを殺した後、神の手で面倒な立場に追い込まれました。イスラエルの女たちが、こう歌ったからです、『サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。』この二つの節をよく読むと、ひとつはダビデを試すためであり、もうひとつは、サウルを試すためであったことが分かるでしょう。箴言27章にも、『他人の称賛によって人はためされる(21節)』とあります。人に過剰に誉められるときは、自分が高慢になっていないか気を付け、また、人に十分誉められないときは、嫉妬心を持っていないか注意しなさい。イスラエルの女たちのこのふたつの宣告が、ダビデとサウルの心をどう動かしたでしょう?ダビデは、『彼は万を打った』と言う叫びに、微塵も動揺しなかったのに対し、サウルのほうは、彼が千しか打たなかったと言う言葉に、深く傷つけられたのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿