だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です[マタイ18:4]
ここで言う、自分を低くするとは、心のあり方の問題です。へりくだった態度を取らなくてはなりません。小さな子供は自分自身を見ることも、人に対抗心を持つこともありません。パウロは自分のことを使徒の中でもっとも小さな者とみなしました(1コリント15:9)が、これは他の誰かと自分を比較してそう考えたのではありません。彼は同胞の救いのために必要とあらば、自分自身がキリストから引き離されることすら願ったのです(ローマ9:3)。ここに、彼がどれだけ自分を無にしたかが現れています。自分自身をまったく見なかったのです。ヘリくだりとは、一切のプライドを捨てることです。それは、教えを説いたり、リバイバル運動を率いる力を失うことではありません。小さな子供のようにへりくだる者だけが、プライドを捨て去ることができます。そして、へりくだる者が褒め称えられるのです。
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