しかし、ノアは、主の心にかなっていた[創世記6:8]
ノアの生きた時代、人間はあまりに恐ろしい罪を犯し、その悪行が地上に満ちていました。そのため、神は洪水で彼らを滅ぼしました。しかし、神はノアとその家族だけでなく、他の多くの生き物のことも、心に止めてくださいました。神は、その生命を守りたかったのです。ですから、神はノアとの間に契約を結び、こう言われました、『わたしは、あなたと契約を結ぼう。あなたは、あなたの息子たち、あなたの妻、それにあなたの息子たちの妻といっしょに箱舟にはいりなさい。またすべての生き物、すべての肉なるものの中から、それぞれ二匹ずつ箱舟に連れてはいり…、あなたは、食べられるあらゆる食糧を取って、自分のところに集め、あなたとそれらの動物の食物としなさい』(創世記6:18-21)。彼らを生かしておくために、神はその食糧のことさえ心配されました。この契約には、神の心がどれだけ人間への愛に満ち、細やかであったかを現れています。
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