内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え…これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです[マルコ7:21,23]
ここで、マルコの言う心とは、私たちの生まれたままの心のことです。その心はどのような状態にあるでしょうか?『これらの悪はみな、内側から出て…』と主は言われます。ああ、どれだけの邪悪さが心から生まれることでしょうか!しかし、マタイの福音書(5:8)では、主がこう宣言されています、『心のきよい者は幸いです』。主は人の心を救い、その邪悪を純粋さへと変えることができるのです。
内にある邪悪さを抑え付けて、外に出ないようにしても、私たちの心は救われません。内も外も徹底的に清めなければなりません。はっきり言いますが、何かを覆い隠したり、封印しようとすることは、決して救いではないのです。私たちはまだ、心の純粋さに至るまで救われていないからです。主の御前で自分を省みるべきです。どれだけの悪い考え、よこしま、高ぶりが心の中にあるでしょう。心の内側で抑え付けているだけなら、それは覆い隠しているだけであって、私たちの心はまだ救われていません。神は本当に、『心のきよい者は幸いです』と言ってくださるでしょうか?
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