私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがないからです[ローマ7:18]
ローマ書の6章は、私たちがキリストともに死んだと語っています。ローマ書の7章は新しいいのちと古いいのちの戦いを語っています。そして、ローマ書の第8章では聖霊の勝利が語られています。ローマ書6章の6節と11節は、『自身』の死が事実であることを示しています。では何故、この真実を信じながら、かくも多くの人がローマ書8章の勝利を体験できないでいるのでしょう?それは、まだどん底まで落ちていないからです。
神は信者が、自分からこう認めるまで何度でも、突き放します、『私は罪の元に売られた!私の中にはよいものは何もない!』そいなるまで、外から来る力なしには、望みも強さもないことを、その人は気が付かないのです。その時、人はこう泣き叫ぶでしょう、『私はなんと惨めな人間だろう!誰が私を救い出してくれるでしょう!』自分がどれだけ堕落しているかに気づいたとき、初めて、その人はキリストの助けがなければ、罪に打ち勝つことはできないと知り、認めるのです。
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