2015年2月16日月曜日

2月16日

四十歳になったころ、モーセはその兄弟であるイスラエル人を、顧みる心を起こしました[使徒7:23]

聖書の中に、とりわけ貴重な事実が隠されています。それは、神は御自身に寄り添う心を宝とされるということです。モーセの美しい物語を読むと、彼が、神により頼んでイスラエルの子供たちを救いたいと言う心からの願いを持っていたことが分かります。彼は80歳になるまで、主に用いられることはありませんでしたが、モーセの心の願いは、80歳の年寄りになってからではなく、40歳の時から始まりました。40年と言う長い月日が流れても、神のこの男の心にあった願いを忘れていなかったのです。

これはサムエルも同じです。彼の母、ハンナは神にこう祈りました、『もし、あなたが、…このはしために男の子を授けてくださいますなら、私はその子の一生を主におささげします(1サムエル1:11)』。サムエルの母が、この心からの願いを神に捧げたからこそ、サムエルは後に神に呼ばれ、用いられ、神の御計画を実現して、世を治めました。主は、御自分に向けられた心からの願いを見いだすとき、それを宝とされます。

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