2015年10月27日火曜日

10月27日

そのとき、口に手を当てて水をなめた者の数は三百人であった。残りの民はみな、ひざをついて水を飲んだ[士師記7:6]

小さなことから、私たちの本当の状態が現れてしまうことがよくあります。当時、ユダヤ人もアラブ人も荷物を背中にかついで旅しました。このとき、路の上で水を飲む方法には、二つありました。担いでいた荷物を降ろし、膝をついて水を飲むやり方と、丸めた手のひらに水を汲んで飲むやり方であり、後者は、旅の時間を節約し、かつ、盗賊の襲撃から身を守るためでもありました。旅に加わった10000人の男のうち、9700人が膝をついて飲み、300人だけが口に手を当てて水を飲みました。膝をついて飲んだものは全て、神によって排除されました。手から水を飲んだ者のみが選ばれたのです。この世の楽しみにおぼれて暮らすこともできながら、そうしなかった者は、十字架の意味するところをもう理解しているのです。そのような人は、神に用いられます。十字架が自分のいのちの中で働くことができるように、何時いかなる時も用意できている人が神に用いられます。

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