2015年10月21日水曜日

10月20日

園の中央には、いのちの木[創世記2:9]

造られた物が、被造物としてのいのちを生きている限りは、神に頼る必要はあまり大きくありません。しかし、被造物が創造主のいのちを生きるためには、完全により頼まなければなりません。これからの人生はもはや自分のものではなく、神のものだからです。その人は神から離れて生きることはもうできず、神のとの交わりを守り続け、完全に神により頼まなければならないことになります。アダムの中にはこのようないのちがなかったので、彼は神を信頼してそれを受けなければいけません。

また、そのようないのちを、アダムが受けたとしても、それは自分の努力で守り抜けるようなものではなく、それを保つためには神に依存し続けなければなりません。ですから、それを守るための条件は、それを受ける条件と同じなのです。神のいのちを現実に生き抜くためには、アダムも日々、神に頼らざるをえないのです。

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